DAIICHIDENSOBUHIN

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こうして作っています

「誰でも簡単に組めるものを作れ」・・・これが当社の開発設計が注力する永遠のテーマです。製品の構造デザインを、いかに効率よくシンプルにするか、という簡単なようで実は最も創造力と技術力を必要とするこのフェーズに対し、高い生産効率と品質を実現する私たちの高度な複合化技術と柔軟なコストパフォーマンスが、お客様の様々な要望に応えます。

作業の合理化と省力化、そして製品の品質と信頼性。それらを支えるのが生産技術です。開発設計で作られた図面を基に、社内内製のキーとなる自動機をはじめ設備、治具の製作を通して製品を具現化していきます。効率化を追求して絶えず新しい試みを模索し、これまでに取得した特許は300件に迫り、他社にはない独創的な製造ラインを構築しています。

現場にはいくつもの製造ラインがあり、そこでさまざまな車種の電装部品が作られています。ラインにより部品や工程数が異なる環境のなか、作業を円滑に進めるために当社独自の工夫を実践しています。従業員の練度、責任者や専門職の所在などの可視化を徹底し、誰もが情報を把握・共有することで行動と管理が容易になると同時にミスを未然に防ぐことも可能としています。

 

確かな品質保証、それは製品を愛する心と品質管理原則の徹底によって生み出されます。「品質は工程で造られる」・・・この原則を柱に、現場の一人一人が「品質管理の主役」として、部品の一つ一つに厳しいプロの眼差しと思いやりの気持ちを向けて品質を高めていくのです。この日々の積み重ねが、当社の製品に対する自信であり誇りでもあるのです。

▷三次元測定器

当社では、部品の形状を立体的にとらえて様々なデータ測定をおこなう三次元測定器を導入しています。各部品が設計値どおりに加工され製品化されているかを検証し、人の目では確認できない領域をもカバーすることで厳密な品質管理体制を整えています

 

▷眠らない社員

ファクトリー内の一角に不気味な部屋が存在します。鉄製の重厚なドアを開けるとそこには、夜も眠らず働き続ける社員たちの姿が・・・ウィ~ン、カシャッ、カシャッ、・・・ピピッ、ピピッ、一定のリズムで稼働している何かの装置。ここで働く社員の正体は、製品を試験する器械たち。完成した製品が計算された通りに機能するのか、スイッチの作動耐久試験や製品本体の振動試験を行っているのです。温度や湿度といった様々な条件のもとで、データを収集しフィードバックすることで品質管理と向上に大きな役割を果たしています。長いときには約2週間も休みなく稼働し続けることも。たかが器械、でも第一電装部品にとっては頼もしい仲間であり大切な従業員なのです。